






学歴や職歴に左右されず、男性が気軽に高収入を稼げる事で人気の「ママ活」。
既に始めているという方も多いと思いますが、気軽に高収入を稼げる分、色々な危険がある事も忘れてはいけません。
安全にママ活で稼いでいくためには、どんな危険があるかを知って適切に対策や対処をしていく事が大切です。



ママ活の違法性について
ママ活の危険性を考える上で最も気になるのが、「ママ活は違法なのか」という点です。
ママ活は基本的に犯罪には該当せず、違法ではありません。
ママ活は、若い男性が年上の女性とデートをして対価としてお手当を貰います。
ママ活ではなくても、知り合いと遊んでお小遣いを貰うという事はありますし、それ自体に違法性はありません。
ただし、ママ活をすると謳ってお手当だけ貰って逃げたりすれば、詐欺罪などにはなります。
また、あなたがまだ未成年でママ活をすると、保護者が相手を誘拐罪として訴えたり、体の関係があれば児童買春にも該当するため注意は必要です。
そういった事がなく、成人男性が成人女性とママ活をする分には問題ありません。



ママ活の危険|宗教やマルチビジネスへの勧誘
ママ活は法的には問題ありませんが、だからといって手放しで稼げるほど安全だとは言えません。
ママ活中に危険に遭遇する可能性は十分にあるので、自身で対策や対処をしていく必要があります。
そこで、まず気をつけたいのが、宗教やマルチビジネスへの勧誘です。
「倍額のお手当を払うから、私の仕事を手伝ってくれない?」
ママ活は宗教やマルチビジネスなどの勧誘のキッカケにしやすいので、遭遇率が高く危険です。
上記のように、「お手当をあげる代わりに」と言って宗教やマルチビジネスへの勧誘を促してきます。
他にも、悪徳商材の購入や保険関係への加入を条件にする場合もあり、一度応じると抜け出せなくなりやすいです。
宗教やマルチビジネスの勧誘の対策
このタイプは、必ず何かしらのサービスや団体に加入させようとしてくるので、見分ける事は難しくありません。
「ママ活をする代わりに」などと提案されたら、はっきり「No」と断りましょう。
勧誘を曖昧にしてママ活だけしようとすると、相手も応戦して泥沼化しやすいので、すぐにはっきり断る事が大切です。



宗教やマルチビジネスの勧誘の対処方法
もし、怪しい宗教やマルチビジネスに巻き込まれてしまった場合は、すぐに警察や各自治体の役所などに相談してみましょう。
被害状況が大きい場合は警察もすぐに動いてくれますし、消費者庁でクーリング・オフ制度を利用する事も可能です。
クーリング・オフ制度を利用するためには、早期の手続きが必須なので、被害にあったらできるだけ早く対処するようにしましょう。



ママ活の危険|ぼったくり店
次に気をつけたいのが、ぼったくり店と共謀しているパターンです。
「デートは○○っていうお店に行こう!」
女性はぼったくり店と共謀して、お店に誘導して一緒に食事をします。
その後、ある程度飲み食いしたら女性は退席して、あなたが席を立とうとすると高額な料金を請求される事になります。
ぼったくり店が危険なのは、女性が直接男性からお金を騙し取らないところです。
誘導した人数でお店から報酬を受け取るような仕組みになっているので、騙されやすいです。
ぼったくり店の対策
女性が退席してから気付くと対応が難しいので、できるだけ早期にぼったくりだと判明できるのが好ましいです。
注文前など早い段階なら請求額を最小限に抑えられますし、女性に逃げられる事も少ないです。
どうしても料金を支払わなければならない場合は、クレジットカードを使ってぼったくりの事実をカード会社に証明できれば、請求されずに済む場合もあります。



ぼったくり店の対処方法
ぼったくり店は刑事事件として扱われにくいため、警察に相談しても対応してくれない場合が多いです。
そのため、被害に遭ったら、消費者生活センターか弁護士に相談するのがおすすめです。
消費者生活センターに相談すれば、今後どう動けば良いかのアドバイスを貰えます。
また、本格的に法的手続きを考えている場合は、弁護士に相談しましょう。
弁護士に相談すれば、ぼったくり店との間に入ってやり取りしてくれるので、スムーズに訴訟する事ができます。



ママ活の危険|美人局
ママ活で最も危険度が高く気をつけたいのが、美人局です。
「ずっと独身で恋人もいないから、性欲を発散できる相手が欲しい。」
美人局はこのように体の関係を前提にアプローチをしてきて、関係を持った後で男性が現れて金銭を要求します。
美人局は本当に恋人や夫婦の場合もありますが、犯罪のパートナーとしての関係だけの場合も多かったりします。
こちらの言い分は全く聞かず、周囲にママ活をしていると言いふらすと脅したり、暴力を振るって恐喝してくる場合もあり非常に危険です。
美人局の対策
美人局はパートナーと2人1組(場合によっては複数)で行動していて、行為が終わったらすぐに男性が乗り込んできます。
グループで行動しているため、女性は「今どこにいて何をしているか」を常にパートナーに報告しています。
そのため、せっかくのデートなのにずっとスマホを手放さないような場合は美人局の可能性が高いです。



美人局の対処方法
美人局は非常に危険度が高いので、一人で解決しようとすると被害が拡大しやすいです。
相手が美人局だと分かった時点で、できるだけ早くその場から逃げて警察などの専門機関に相談しましょう。
美人局は、恐喝罪や暴行傷害罪、詐欺罪などの様々な法律に違反している可能性があるので、警察でもしっかり対応してくれます。



ママ活の危険|仲介業者
特に、ママ活初心者が注意したいのが、仲介業者です。
「普段出会えないVIPな女性と出会いたくありませんか?」
仲介業者は上記のように「リッチなママを紹介する」と持ちかけて、仲介料を請求してきます。
実際には紹介できる人脈はなく嘘を付いているので、間違えて手数料を払わないように注意しなければいけません。
仮に仲介料を払っても、紹介するから待つように言われ、そのまま連絡が取れなくなってしまうパターンが大半です。
仲介業者の対策
まず、ママ活の仲介業者は基本的にはいないので、出会いは自分で探す事が大切です。
仲介業者を利用しなければ騙される事はありませんし、ママ活の出会いはアプリを使えば気軽に探す事ができます。
もし、どうしても良い出会いが見つからず仲介業者を利用してみたいという場合は、紹介してもらったママから貰ったお手当で仲介料を払うように交渉しましょう。
先にお金を払わなければ騙される事はありませんし、良い人を紹介してもらえる僅かな可能性を安全に狙う事ができます。



仲介業者の対処方法
ママ活の仲介業者に手数料を払ったのに誰も紹介してもらえず騙されてしまった場合は、消費者生活センターに相談してみましょう。
また、金額が大きかったり証拠があり事実が明確な場合は、警察に相談するのも有効です。
事実確認がしっかりできれば、詐欺事件として捜査してもらえます。



ママ活の危険|個人情報回収・他サイト誘導業者
出会いアプリに潜んでいる事が多い2つの悪徳業者も、注意すべき対象です。
「私が普段使ってるアプリの方が便利だから、そちらで連絡します。」
個人情報回収業者は、メールアドレスやLINEのIDなどを聞き出して、まとめて他社に売ったり自社の広告メールを送る時に使ったりします。
他サイト誘導業者は、自社のアプリに誘導して高額な登録料を請求したり、他社アプリに誘導して広告料を貰おうとしたりします。
いずれも危険度はそこまで高くはありませんが、大人の出会いを探していると遭遇しやすいので注意が必要です。
個人情報回収・他サイト誘導業者の対策
これらの悪徳業者に騙されないためには、相手が安全かしっかり見極める事が大切です。
早急に連絡先交換を迫ったり違和感のある好条件を提示して誘導しようとする場合は、悪徳業者の可能性が高いです。
また、ママ活アプリで出会いを探す時に、他のアプリに登録が必要になる事はまずありません。
他のURLが送られてきたらほぼ確実に業者なので、リンク先には飛ばないようにしましょう。



個人情報回収・他サイト誘導業者の対処方法
ママ活アプリで悪徳業者を見つけたら、運営に通報してアカウントをブロックしてしまいましょう。
ブロックすれば間違えて連絡してしまう事もないですし、通報する事で運営が強制退会などの措置をしてくれます。
また、他の悪徳サイトに誘導されて高額な登録料を請求されても、お金を払う必要はありません。
連絡がしつこい場合は、消費者生活センターか弁護士などに相談すれば対応してもらえます。



ママ活の危険|ストーカー被害
ママ活の危険の中で、割と起こりやすく危険度も高めなのがストーカー被害です。
「最近よく遊んでいる若い子とは付き合ってるの?」
ママ活する女性は母性愛が強く、あなたを息子のように可愛がって愛情を注いでくれます。
その愛情が溢れて一線を超えてしまうと、ストーカー化してプライベートに干渉してくる事があります。
酷くなると監視や干渉だけでなく、監禁や傷害事件に発展する可能性もあるので非常に危険です。
ストーカー被害の対策
お手当を払えばいつでも会えるという関係上、どうしても相手はあなたに依存してしまいやすいです。
そのため、あなたの方で教える個人情報を制限したり、適度な距離感を保って付き合っていく事が非常に大切になります。
特に、大人ありでママ活をすると依存度も高まりやすいので、「ママ活相手」としてしっかり線引きして付き合っていく事が大切です。



ストーカー被害の対処方法
ストーカーされているかもと思ったら、早めに警察に連絡して相談に乗ってもらいましょう。
自衛のアドバイスをくれたり防犯ブザーを貸してもらえたりもして、ストーカー対策のサポートをしてくれます。
もし、実害があって確実にストーカーされていると分かっている場合は、被害状況が分かる証拠(メール、宅配便、ストーカー時の写真など)を持参して相談に行くのがおすすめです。



ママ活の危険|経済面での依存
ママ活は短期間で高収入を稼げるので、経済面での依存にも注意が必要です。
「足りなくなったら振り込むから、お金は気にしなくていい。」
ママ活をしていると、このような嬉しい申し出を受ける事があります。
もちろん申し出自体は嬉しい事ですが、そこに依存しきってしまうと、止めたくても止められず抜け出せなくなってしまいやすいです。
友達と遊んだり恋人を作るのもママの顔色を窺わなければいけなくなったり、関係が終わった途端生活できなくなって路頭に迷うなども多いです。
経済面での依存の対策
経済面で1人のママに依存すると生活が危険なので、複数の収入源を作っておく事を意識しておきましょう。
本業が別にあればOKですし、ママ活だけで生活している場合は、他にも何人か頼れるママを見つけておく事が大切です。
また、必要以上に生活レベルを上げない事も大切なポイントです。
ママ活の収入は不安定で補償もないので、いざという時に柔軟に対応できるように、一定の生活レベルを保つように意識してみましょう。



経済面での依存の対処方法
ママ活での経済面の依存を解消するためには、ママ活を止めるのが一番です。
ただ、せっかくの特別な環境をすぐ止めてしまうのは勿体なかったりもしますよね。
そこでおすすめなのが、ママ活をしている時に他で稼ぐための資格やスキルを身につける事です。
資格やスキルの取得には時間や費用が多くかかりやすいですが、ママ活中なら生活に余裕があるので取得に向いています。



ママ活の危険な女性の見分け方
これまでママ活中の色々な危険を紹介してきましたが、怪しさを嗅ぎ分ける事ができれば、見分ける事は難しくありません。
そこで次は、ママ活で遭遇しやすい危険な女性の見分け方をご紹介します。
プロフィールが美人でセクシー
釣り目的のプロフィールで、写真を過度に加工したり露出を増やして男性を誘惑しようとしています。
ネットで拾ってきた写真を使って全くの別人が操作している事もあるので、騙されないように注意しましょう。
また、ママ活のプロフィールは、リッチさをアピールするためにハイブランドで着飾ったり、自己紹介でリッチ度を自慢しているパターンもあります。
いずれも、危険度が高い悪ママなので、騙されないようにしましょう。



条件が良すぎる
ママ活の出会いを探していて、あまりに条件が良すぎる場合は疑った方が良いです。
絶対にないとは言い切れませんが、基本的にママ活をする女性は、何か劣っている部分があってそれをお手当で補ってデートしている場合が多いです。
そのため、理想の相手だと思った時ほど疑ってかかるようにして、簡単に引っかかってしまわないように注意しましょう。



全て相手が指定してくる
デートをする場所や時間や内容など、全て相手が一方的に指定してくる場合は注意しましょう。
デートの日時や場所を変更すると仲間の動き方も変わってくるので、簡単に変更しようとはしません。
もし、相手から一方的にデートの内容の指定があったら、一度あなたの方で変更できるか聞いて、できないと言われたら日を改めてみるのがおすすめです。



ママ活でトラブルに巻き込まれた時の対処
最後に、ママ活でトラブルに巻き込まれた時の相談先をまとめてご紹介します。
危険に巻き込まれた時は焦りがちですが、落ち着いて以下のところに連絡して相談してみましょう。
家族や友達
頼れる家族や友達がいる場合は、まずは近しい人に相談してみましょう。
ママ活のトラブルを家族や友達に頼るのは抵抗があるかもしれませんが、1人で対処しようと頑張る方が危険性が高いです。
誰かに話す事で気持ちが落ち着いて冷静に対処できるようになりますし、客観的で有益なアドバイスを貰える可能性もあります。



消費者生活センター
ママ活は特殊な男女の関係でトラブルも色々なものがあるため、「どこに相談すれば良いか分からない」という事にもなりがちです。
そのような時に気軽に相談できるのが、消費者生活センターです。
専門の相談員が親身になって相談に乗ってくれて、適切な対処の仕方を教えてくれたり法的な手続きのアドバイスをしてくれたりもします。



警察
ママ活でトラブルに巻き込まれて危険だと感じたら、すぐに警察に相談しましょう。
詐欺や恐喝などは、早急に相談した方が解決できる可能性が高く安全です。
警察に相談する際は、被害状況や危険を感じた流れ、相手の連絡先ややり取りの内容が分かるものなど、細かく聞かれます。
それを参考に捜査してくれるので、忘れないためにも早めに相談するのが好ましいです。



弁護士
警察に相談しても解決できなかったり、周囲にバレずに解決したい場合は、弁護士がおすすめです。
弁護士なら秘密厳守で対応に当たってくれるので、周りにバレずに危険なトラブルに対応してもらえます。
また、必要に応じて、法的な手続きや書類作成を代行してくれたり、女性との間に入って話をしてくれたりもするので、スムーズに問題解決できる場合が多いです。



ママ活の危険を上手に回避しよう!
ママ活は合法ですが危険はあるので、自身で対策や対処していく必要があります。
ママ活をすると、気軽に高収入を稼ぐ事ができますが、その分色々な危険に遭遇する可能性があります。
ママ活の危険には色々な種類があり、それぞれ対策や対処方法が異なります。
事前に対策をしておけば回避も容易ですし、適切な対処方法を知っておけば、万が一でも落ち着いて対応できたりもします。
現在ママ活中の方は、是非この記事を参考にママ活の危険をチェックして安全に安心して稼いでみて下さい。


